「やさしく学ぶ漢方」シリーズ、第3回のテーマは 漢方薬の形と飲み方 です。
実は、漢方薬にはいろいろな形があり、それぞれ特徴があります。
🍵 漢方薬の形には大きく3種類ある
1️⃣ 煎じ薬
- 生薬を水で煮出して飲む、本来の伝統的な形
- 生薬の香りや味をしっかり感じられる
- 手間はかかるが、効果を実感しやすいと言われる
💡昔からの「漢方といえばコレ!」という形です。
2️⃣ エキス剤(顆粒・錠剤)
- 煎じ薬を抽出し、粉末や錠剤にしたもの
- 日本の市販漢方薬や処方薬の多くがこの形
- 手軽で持ち運びやすく、毎日続けやすい
💡「ツムラ〇番」「クラシエ漢方」などでおなじみです。当店で主に扱っている漢方薬はこのタイプになります。
3️⃣ 丸剤・散剤など
- 生薬を粉末や小さな丸薬にした形
- 中国や韓国の漢方でよく使われる
- 味がマイルドで飲みやすいものもある
🕒 漢方薬を飲むタイミング
- 基本は食前または食間
→ 胃がからっぽの時に吸収がよいとされる - 体質や薬によっては例外あり
→ 胃が弱い人は食後に指示されることも
💡飲み忘れたときは、次の食前に無理せず飲めばOKです。
🧭 漢方薬を続けるコツ
- すぐ効果が出るものもあれば、じっくり効くものもある
- まずは1〜2週間続けてみることが大切
- 味が苦手な人は「ぬるま湯に溶かす」「オブラートを使う」など工夫してみましょう。当店では漢方薬のほかオブラートやカプセルも販売しております!
👩⚕️まとめ
漢方薬は「飲み方」もとても大事です。
とくに「煎じ薬」は時間や手間がかかるので、無理なく続けられる形を選ぶことがポイント。
自分のライフスタイルに合った形を選ぶと、長く続けやすいですよ。